文章を書く鍛錬として書きはじめました。「98字」は自分への課題のひとつです。バイオリニストが演奏前に調弦するA(アー)の音のように正確に、短く、つづく音楽が気持ちよく響くことを願って
6月12日(金)
YouTubeでどこかの国の工場での流れ作業を延々と見る。瓶を6本ずつ箱に詰める。包みにシールを貼る。昔、1日だけ、本に栞紐を挟むアルバイトをした。楽しくて私に合っていると思い、定年後の仕事の候補に考えていた。
6月11日(木)
いつもアボカドの値段が気になる。他の食品と比べて高いからだけでなく、食べられないのを買っては無駄にするため。昨日、インド人の女性がささっと3個籠に入れていた。今度見かけたら、選んでとお願いしてみよう。
6月10日(水)
女性だったらいいのにと思う職業あるいは仕事=医者(とくに産科、婦人科)/薬局員/不動産会社の賃貸マンションの案内担当/体操の先生/タクシー運転手/とくに、とくに特別支援学級の生徒を送迎する車の運転手)
6月9日(火)
朝、起きたら9時だった。5時過ぎに一度目が覚めた覚えがあるので、その後、ぐっすり眠ったらしい。頭が重い。明日、明後日と講座があるし、今日は家で静かに過ごす。エイプリル・ゴーニックの絵を実際に見たいなあ。
6月8日(月)
歯科は今も勝どきまで行く。空っぽになった「プラザカチドキ」がなくなるのを見届けたい。全員が出て1年半近いのにまだ建物はそのまま。最初に借りていたDルームも最後にいた7階の部屋も、ちゃんと窓を見せている。
6月7日(日)
「飛鳥・藤原の宮都」がユネスコ世界遺産に登録されるらしい。今、翻訳塾の課題の一つでメキシコの古代都市遺跡テオティワカン(4〜6世紀)について長文に取り組んでいて、6世紀末〜8世紀初めの遺跡というと近い。
6月6日(土)
朝、家を出て曲がり角でスマホを置いてきたことに気付いた。いらないかなと一瞬思ったのは持っていても使わないことが多いからで、それでも持っていないと、たいてい必要になる。仕方なく取りに戻る。もう疲れた。
6月5日(金)
ハン・ガンの短文「白髪」からーー「髪が真っ白になったら昔の恋人に・・一度だけ会いたい・・若さもなく肉体もなく、何かを熱望する時間がすでに尽きたとき」。白髪でも中身は変わっていないのに若さはこう思う。
6月4日(木)
茨木のり子生誕百年で、岩波『図書』の特集に小編ながら理屈でない息吹きを感じる。私が好きな詩は「落ちこぼれ/和菓子の名につけたいようなやさしさ・・・落ちこぼれ/結果ではなく/落ちこぼれ/華々しい意志であれ」
6月3日(水)
台風到来で休講。高卒後、一人で新宿の「ラ・セーヌ」に行っては一杯のコーヒーだけで、早川真平とオルケスタ・ティピカ東京&藤沢嵐子の前座として、菅原洋一がタンゴを歌うのを聴いていた。92歳で亡くなられた。
6月2日(火)
朝、黒パンを小さく切ってアボカドと林のり子さんの53年の味・パテ屋さんのレバーパテをのせる。醤油1滴。毎月決まった日に代金着払いで届けられるルートが定まって、うれしい。スモーク牡蠣の法蓮草入りペーストも。
6月1日(月)
1日1冊のコーナーは今日から『みづゑ』。毎号10頁ほど名は出さずに私の訳を使ってもらった。休刊に至る17冊で、途中で編集長が篠田達美さんに替わって、職場まで挨拶に来てくださり感激だった。今夜も月は煌々と。