98字日記ーひとりのときに

文章を書く鍛錬として書きはじめました。「98字」は自分への課題のひとつです。バイオリニストが演奏前に調弦するA(アー)の音のように正確に、短く、つづく音楽が気持ちよく響くことを願って

2月9日(月)
衆院選は316/465議席を獲得した自民党の圧勝。公明党が主流の「中道」を「なかみち」としか読めない私も、そこを革新の代表だとは思えなかった。ご意見番として考えられたのは共産党か「チームみらい」だけだった。


2月8日(日)
雪は私の居場所にも降っていた。今朝早く、外は真っ白で、さらに数時間、雪片がふわふわと舞っていた。久しぶりに雪と緑だけの世界を目にして過ごす。雪がやんで足元から消え、まだ日の光がある時を選んで選挙へ。


2月7日(土)
今日、明日の「東京」の天気予報には、積雪とか霙とか脅かす言葉がいっぱい。「あずさ」などJR特急も午後4時以降は全て運休になったけれど、東京での法事から美礼は無事に帰っていった。雪はどこに降ったのかしら。


2月6日(金)
この数日、時間が足りない。早めにやっておかないからだと分かっている。もうすぐ夜12時だというのに、明日の横浜クラス用の添削がまだ終わっていない。大雪になったら休まなきゃ、と思ってやらないでいたため。


2月5日(木)
あっちの辞書、こっちの辞書とうろうろする一日。英英、英和、ジョージア語英語、広辞苑、現代国語・・。「凝縮」と「収縮」の違いを確認する。スマホでも日本語からジョージア語を見つけられる。すごい時代だ。


2月4日(水)
昨日は映画『ダウントン・アビー』も観た。グランドフィナーレとのことで、登場人物をよく知っていればそれなりの感慨があるのだろう。私はただ服装や科白や仕草、競馬場の雰囲気などを楽しんだ。もう一度みてもいい。


2月3日(火)
竹橋の近美でやっと『アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦』へを観る。江見絹子、田中敦子、福島秀子などの作品は初めてみるものが殆どで、やはり女性だから場を与えられてこなかったのだと思う。


2月2日(月)
青森市で歴代4位という183センチの積雪。市内の普通の住居の玄関がすっぽり覆われてしまっている。県美の周辺の雪景色を思い出す。薄い幕が降りるように空からサーッと落ちてくる雪が素敵、なんて余所者の言葉で。


2月1日(日)
「いまもどこかにあるDという街。あなたを見失った今、私にはもうそこへたどり着くすべがない。だがいつか、たとえば千年の先、私はひとりの旅人になってDを訪れる・・一軒のパブにふと立ち寄り・・ひとりの人の名を見つめる・・」(水野るり子「Dという街」から抜粋)